【縁側じかん vol.3】「知らないこと」を「知っていること」に。

まるで縁側でお茶をしながら雑談するように、出雲SPICE LAB.代表の山田健太郎が自由におしゃべりをする連載『縁側じかん』。

今回は、vol.1の「現在地を知る」に加えて、もうひとつ大切にしている考え方について話してもらいました。

「知っていること」が増えれば、選択肢も変わる

このまえ話した「現在地を知る」ということとあわせて、もうひとつ大事にしてるのが「“知らないこと”を“知っていること”に変える」っていう考え方で。

これも講演でよく話すんやけど、「携帯ショップヤマダです。どの携帯が欲しいですか?」とか言って、最新型のスマホ・旧型のスマホ・ガラケーの3つを提示すると、ほとんどの人が最新型のスマホを選ぶんよね。

──どれでももらえるなら、最新型がほしいなあ。

そうよね。でも、次に「あ!すみません。価格を言い忘れてました」って、価格を出してみる。最新型のスマホが30万円、旧型のスマホが5万円、ガラケーが1000円、みたいな。

そうすると、特に高校生とかはまだ自分のお金を持ってないことも多いから、一気に旧型のスマホに流れる。社会人でも「む…」と悩みだして。

──う~ん、スマホに30万円は出せない…。

さらに「携帯の機能についてお伝えしていませんでした」とか言って、追加情報を出していくと、そのたびにみんなの意見が変わっていく

講演やから、聞いてくれてる人たちを振り回すように面白おかしくやってるけど、これって人生でも起きていることよな、と思ってて。

──情報に触れるたびに、意見が変わる。たしかに日常の中でもあるよね。

そうそう。人が生きている以上、1日の中だけでもいろんな情報に触れるし、経験することもめっちゃあって。人と話すのでも、散歩中に何か思いつくでも、何でもいいんやけど。情報に触れるたびに、自分自身が取りうる選択肢ってどんどん変わっていく。

やからこそ、たとえば自分が実現したい夢があるなら、まずは意識的に情報を取りにいく必要があると思うんよね。知れば知るほど、見えなかったものが見えるようになるほど、選択肢が変わっていくから。


ワクワクしなくなったら立ち止まる

──このまえ「現在地は常に変わる」っていう話があったけど、選択肢も同じなんだね。

そうね。現在地も、取りうる選択肢も常に変わっていく。それやのに、ずっと同じやり方で日々を過ごしている…みたいなときって、僕の場合はワクワク感が減ってくる感覚があって。

そういうときは、自分へのアラートやと思って立ち止まるようにしてる。

──健ちゃんにとって、やっぱり「ワクワク」って重要なんだね。

うん、めちゃくちゃ大事にしてる。

自分に起きてる変化って、何か劇的なことが突然起こるというよりも、さっき話してたことがまさにそのままやけど、毎日ちょっとづつ情報に触れて、いろんな小さな変化が自分の中で起こってる、みたいなことやと思うんよね。

その些細な変化が積み重なって、いざ立ち止まってみると、「あれ、大きく変化してる!」みたいになる。そういうときは、だいたいワクワクしてない(笑)

なーんかつまらなかったり、暇を弄んでるような、動きたくても動けないような感覚に近いのかな。

そんな状態になってることが多いから、「自分がワクワクしているか」を一つのモノサシとして、ときどき軌道修正してるかな。


目指す未来へ向かっていくために。

このまえ話した「現在地を知る」というのも、今回話した「“知らないこと”を“知っていること”に変える」というのも、自分が目指す未来に向かって歩んでいくために、めちゃくちゃ大事なことやと思ってて。

「効率よく」と言いたいわけでは全然ないんやけど、せっかく頑張るなら、毎日の一歩一歩が着実に目的地に近づいててほしいやん?

だから、ただがむしゃらに走るというよりは、日々変わっていくものをちゃんと見つめながらやっていきたいなって思ってるかな。

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変わらない毎日を過ごしているように見えて、実は刻一刻と変化している私たち。その変化にアンテナをはり、調整し続けることがとても大切なんだなと感じるお話でした。

次回はどんな話が飛び出すのでしょうか?どうぞお楽しみに!

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