育てているスパイス

ジンジャー(生姜)

出雲風土記にも登場する、歴史があり地域にも馴染み深いスパイス。インドや中国では3000年以上前から使われていたと言われています。生で使うことはもちろん、乾燥させたパウダー状でも使用します。チャイやシロップ漬けに使われるなど甘味のある飲食物のバランスを取る効果も。出雲SPICE LAB.でも大車輪の活躍を見せるスパイスです。
効能:風邪、冷え症、食欲不振、胃弱、乗り物酔い

ターメリック(ウコン)

生姜の仲間であるウコン。鮮やかな黄色で、色味と風味の土台を作るスパイス。乾燥させると鉄のように固くなるため、スライスして乾燥させ、粉末で使用します。秋の終わりには美しい花を咲かせてくれるのも、ウコン栽培の楽しみの一つです。
効能:肝機能障害、糖尿病、二日酔い

チリ(唐辛子)

世界中で最も使用頻度が高いスパイスであり、何千種類もあると言われる唐辛子。日本では『鷹の爪』が有名ですが、雲南市にはその何倍もの大きさになる『オロチの爪』という品種もあります。辛みのスパイスというイメージが強い唐辛子ですが、辛味と同様に香りも特徴の一つ。収穫前の赤くなった唐辛子は、畑の可愛さも演出してくれます。

効能:胃弱、食欲不振、風邪、冷え性

コリアンダー

ペッパーのような刺激的な花のような、どことなくどことなく甘い香りが特徴。コリアンダーは他のスパイスと組み合わせた時にバランスを取る役割があり、調和のスパイスとも呼ばれています。タネが小さく、栽培後の採取と選別がとっても大変なのが玉に瑕…

効能:肝機能障害、風邪、胃弱、炎症緩和

フェネグリーク

日本ではメジャーではないですが、世界中で栽培されているスパイス。インド料理によく使われ、フレッシュな葉はメティ、乾燥した葉はカスリメティ、乾燥した種がフェネグリークと、出世魚のように呼び名が変わります。ほのかな甘味と苦味が混在する風味が特徴。

効能:食欲不振、不眠、ストレス、精力減退 

その他使用しているスパイスと効能

シナモン:関節痛、腹痛、頻尿、下痢、冷え、月経痛、脱力感
カルダモン:下痢、頭痛、物忘れ、精力減退
クローブ:神経痛、関節炎、頭痛、胃弱、口臭
花椒:冷え、下痢、胃痛、消化不良、むくみ
ナツメグ:冷え、腹痛、便秘、下痢、胃痛、胃弱、母乳不足
バニラビーンズ:ストレス、不眠症、緊張緩和
オールスパイス:消化促進、防腐、抗菌、血行促進、鎮痛
コーラナッツ:疲労回復、抗菌、口臭
など

※出典
東洋大学医学部東洋医学研究室監修/橋口亮/田中耕一郎/奈良和彦/千葉浩輝
『薬膳と漢方の食材小事典』

水野仁輔『いちばんやさしいスパイスの教科書』